日本最大級のパワースポット伊勢神宮を徹底解説

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【伊勢神宮】おすすめ観光ルートは?観光時間別モデルコースをご案内

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伊勢神宮のおすすめ観光ルートをチェック!

一生に一度は行きたいと言われているのが伊勢神宮への参拝で、今も尚観光客は増えています。

車で伊勢神宮へと行ったり関東から夜行バスへと乗って日帰りで満喫したりと、個人に合わせて様々な楽しみ方があるのが魅力的ですね。

しかし、初めて伊勢神宮へと訪れる方は、「おすすめの観光ルートが分からない」「モデルコースを知りたい」と考えているのではないでしょうか。

伊勢神宮の観光ルートは、下記の3種類に大きく分けられます。

伊勢神宮の観光ルート

  • 外宮(豊受大神宮)
  • 内宮(皇大神宮)
  • おはらい町(おかげ横丁)

混雑具合によっても変わりますので一概には説明できないものの、所要時間はそこまで長くかからないので1日で伊勢神宮の全てを満喫することもできます。

どんな観光ルートがおすすめなのか以下ではまとめていますので、伊勢神宮へと行く前に一度チェックしておいてください。

外宮の観光時間別モデルコース

伊勢神宮でまず最初に参拝するのが外宮で、季節別の参拝時間を見ていきましょう。

外宮の季節別の参拝時間

  • 1月~4月:5時~18時
  • 5月~8月:5時~19時
  • 9月:5時~18時
  • 10月~12月:5時~17時

10月~12月にかけての時期は17時までと早く閉まりやすいので、あらかじめ予定を考えておかなければなりません。

ただし、年末年始の12月31日~1月5日までは終日参拝ができ、全国から多くの観光客が集まりますよ。

伊勢神宮の外宮の観光時間は約90分が目安で、おすすめのモデルコースをまとめてみました。

表参道火除橋(おもてさんどうひよけばし)

外宮でまず最初に観光しておきたいのは、伊勢市駅から徒歩5分~7分程度で到着する表参道火除橋(おもてさんどうひよけばし)です。

表参道火除橋(おもてさんどうひよけばし)の入り口には防火のためにつくられた掘川が流れていて、火除橋がかけられています。

橋を渡って少し進むと左手に参拝の前にお清めをする手水舎(てみずしゃ)が見られますので、次の手順で清めなければなりません。

手水舎で手と口を清める手順

  1. 右手でひしゃくを持って水を汲んで左手へとそそぐ
  2. 左手を洗った後に持ち替えて今度は右手へとそそぐ
  3. 右手を洗った後にもう一度持ち替える
  4. 左手に水をそそいでから口をすすぐ(直接ひしゃくへと口をつけてはいけない)
  5. 左手へとそそいで洗った後に残りの水でひしゃく自体にかける
  6. 最後にひしゃくを立てて自分が触れた柄の部分に水を流して清める
  7. ひしゃくを裏返しで置いて完了

慣れないと最初は難しいと感じやすいのですが、「左手と右手で受ける」⇒「口をゆすぐ」⇒「左手をすすぐ」⇒「ひしゃくの柄を清める」といった順番を覚えておけば大丈夫ですね。

手水の方法がイマイチ分からないという方は、伊勢神宮へと参拝する前に以下の動画を参考にしてみてください。

【参考動画:手水の作法】


外宮神楽殿

正宮へと向かう参道の途中には入母屋造りの建物の外宮神楽殿があります。

外宮神楽殿のお神札授与所では、次のように神棚等の授与や御造営資金の奉納を承っています。

外宮神楽殿のお神札授与所

  • お神札やお守りの神棚等の授与
  • 御神楽や御饌などご祈祷のご奉仕
  • 次期式年遷宮に向けた御造営資金の奉納

伊勢神宮へと出向き、大々神楽を奉納するのがお蔭参りでの人々の一番の憧れでした。

観光の時間があれば、神域の四方を意味する四至神や神饌しんせんなどを祓い清める五丈殿や九丈殿も見て回りましょう。

正宮(豊受大神宮)

手水舎での手水でお清めをした後は、正宮(豊受大神宮)へと進むのがおすすめの観光ルートです。

「第一の鳥居」⇒「第二の鳥居」とくぐって先へと進むと、外宮正殿の原寸大模型の展示を中心に伊勢神宮の外宮を知るきっかけとなる正宮(豊受大神宮)が見えてきます。

食物や穀物を司る神がお祀りされているのが特徴で、二拝二拍手一拝をするのが基本ですね。

ただし、正宮(豊受大神宮)を感謝を伝える場所ですので、ここでは個人的なお願い事はなるべく避けましょう。

三ツ石(みついし)

正宮での参拝を終えた後に最初に見られる伊勢神宮のパワースポットは三ツ石(みついし)です。

伊勢神宮に限らず全国の至る場所にパワースポットはあり、どんな魅力があるのか幾つか挙げてみました。

パワースポットの魅力

  • 人生が良い方向へと向かうきっかけを授けてくれる
  • 気持ちが癒されたり元気になったりする
  • その土地や建物の気(エネルギー)と密接な繋がりがある

現在ではご年配の方だけではなく、20代や30代など若者にもパワースポットが人気ですよ。

伊勢神宮の外宮の三ツ石(みついし)は、石の上に手をかざすと温もりを感じられると言われていますが、手を合わせるのが正しい作法ですので試してみましょう。

亀石(かめいし)

三ツ石から別宮へと行く際には石の橋を渡る形となり、その亀石(かめいし)も伊勢神宮のパワースポットの一つです。

横から見ると亀のような形をしているため、亀石と呼ばれるようになりました。

歴史が長くてそれなりにパワーの強いパワースポットですので、見落とさないようにしっかりと触れておくのがポイントです。

多賀宮(たかのみや)

外宮に所属する四別宮のうち、多賀宮(たかのみや)は第一に位しています。

以下では多賀宮(たかのみや)にどんな特徴があるのか簡単にまとめてみました。

多賀宮(たかのみや)の特徴

  • 殿舎の規模も他の別宮と比較して大きい
  • 豊受大御神の荒御魂(あらみたま)が祀られている

亀石を渡って真っすぐに進んで階段を上ると見えてきますので、忘れずに参拝しておきましょう。

土宮(つちのみや)

亀石を渡って右側に見えてくるのが土宮(つちのみや)で、深い杉木立の中に鎮座しています。

地主の神の大土乃御祖神として祀られていて、東向きにご鎮座していることを考えると古くからの姿を残したものと言えるのです。

風宮(かぜのみや)

亀石の右側に土宮があるのに対して、左側には風宮(かぜのみや)があります。

風宮(かぜのみや)は、級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)をお祀りしているのが特徴ですね。

他の場所と同じように忘れずに参拝をしておきましょう。

勾玉池(まがたまいけ)

外宮を観光するに当たり、勾玉池(まがたまいけ)も忘れてはいけません。

勾玉の形をした池で、毎年梅雨の6月頃になると花菖蒲が美しく咲き誇ります。

「雨が降っていると面倒だから観光したくない」と考えている方は多いものの、雨が降った時の伊勢神宮も違った味があって魅力的ですよ。

外宮の参拝が終わった後に、休憩所から勾玉池(まがたまいけ)を眺めてみてください。

昼食休憩と内宮参拝の時間を考えると、外宮の参拝は10時~11時頃から始めるのがおすすめです。

内宮の観光時間別モデルコース

伊勢神宮の観光モデルコースは、外宮⇒内宮と進むのが一般的となっています。

内宮の参拝可能時間は、次のように外宮と一緒です。

内宮の季節別の参拝時間

  • 1月~4月:5時~18時
  • 5月~8月:5時~19時
  • 9月:5時~18時
  • 10月~12月:5時~17時

5月~8月の夏は19時までと他の季節と比べて長くなっていますが、おはらい町の中にあるおかげ横丁も営業時間が決まっていますので、ゆっくりしすぎないように注意しましょう。

外宮から内宮まで行くには少々距離が離れているため、タクシーかバスで移動します。

移動費用を安く済ませたいのであればバス、3人~4人で観光しているグループはタクシーで割り勘するのがおすすめですね。

以下では内宮のおすすめの観光ルートやモデルコースを紹介していますので、初めて伊勢神宮を楽しむ方は一度チェックしておいてください。

五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)

内宮への入口の宇治橋は、人と神を結ぶ懸け橋として有名です。

宇治橋の正面に位置している大鳥居の姿を眺めると、「全ての人々は心が洗われて清浄な宮域に入る心構えの大切さを実感できる」と言われています。

「宇治橋を渡る」⇒「神苑を進む」⇒「第一の鳥居をくぐる」と、五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)があるのが特徴です。

上記で説明したのと同じように、五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)の川でも手を浸して清めてから正宮へと向かいましょう。

滝祭神(たきまつりのかみ)

五十鈴川の御手洗場の近くには、滝祭神(たきまつりのかみ)が鎮座しています。

内宮の滝祭神(たきまつりのかみ)にどんな特徴があるのか簡単にまとめてみました。

滝祭神(たきまつりのかみ)の特徴

  • 古来から社殿のない石神として祀られている
  • 五十鈴川の守り神として祀られている
  • 天照大御神(あまてらすおおみかみ)にお取り次ぎすることから「取次ぎさん」とも呼ばれている

意外と分かりづらい場所に位置していますので、地図やマップで確認して見落とさないようにしてくださいね。

正宮(皇大神宮)

御手洗場で手水をして清めた後は、正宮(皇大神宮)で参拝します。

内宮の正宮では天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られていて、記紀によると太陽を神格化した神だということが分かりました。

お神札授与所では、御神楽や御饌などご祈祷のご奉仕、次期式年遷宮に向けた資金の奉納を承っていますよ。

伊勢神宮の内宮でも大事なスポットなのは間違いないものの、写真は階段の下からしか撮影できないので注意しましょう。

観光時間がある方は、神様の台所と呼ばれている忌火屋殿や外宮の豊受大御神を迎える御贄調舎も訪れるべきです。

荒祭宮(あらまつりのみや)

荒祭宮(あらまつりのみや)は殿舎の規模が他の別宮よりも大きく、十別宮のうち第一に位しています。

「滝祭神を参拝する」⇒「メインの参道に戻る」⇒「御正宮を参拝する」といった後に、荒祭宮(あらまつりのみや)へと足を運ぶのが基本的なルートですね。

内宮の御正宮ではただ感謝するのに対して、荒祭宮では個人的なお願いができます。

内宮の参道を真っすぐに進んでいるだけでは辿り着くことができないので、事前に地図やマップを見て場所を確かめておいてください。

風日祈宮(かざひのみのみや)

風日祈宮(かざひのみのみや)では、伊弉諾尊の御子神が祀られています。

国を救ったと言われている風の神で、毎年5月14日と8月4日には天候の順調と五穀が豊かに育つように願う風日祈宮祭が実施されているのが特徴です。

風日祈宮橋の上からは美しい新緑や紅葉を眺めることができますので、秋の季節には魅力が更に深まるのは間違いないでしょう。

参集殿

風日祈宮(かざひのみのみや)を回って少し疲れてしまった時は、参集殿で一息入れるのがおすすめです。

参集殿は参拝者向けの無料休憩所で、中央の能舞台では能や狂言を中心に様々な行事が奉納されていますよ。

荒祭宮は伊勢神宮の内宮の中でも格式の高い別宮ですので時期に関わらず多くの観光客が集まりやすく、参拝までに長い時間がかかるケースも少なくありません。

外宮から内宮へと観光する際は、なるべく時間に余裕を持って進むのがポイントです。

おはらい町(おかげ横丁)の観光時間別モデルコース

内宮を参拝して時間が余れば、おはらい町(おかげ横丁)は確実に寄りたい観光スポットとなります。

内宮前で栄えているのがおはらい町で、その一角に参拝後の街歩きを楽しめるおかげ横丁があるイメージです。

飲食店やお土産屋さんに加えて歴史的な建造物も多く、お伊勢さんらしいレトロな雰囲気を味わうことができるのではないでしょうか。

お正月やお盆休みだけではなく、毎日がお祭りのように賑わっていますね。

内宮から徒歩5分~10分の場所にありますので、「外宮⇒内宮」のように移動時間は全くかかりません。

自分の好きなお店へと立ち寄るのがベストですのでおはらい町(おかげ横丁)のモデルコースは特に決まっていないものの、以下では一度は立ち寄りたいおすすめのスポットを幾つか挙げてみました。

【豆腐庵山中】
90円のうの花どーなつや270円のおとうふソフトが人気で、小腹が空いた時におすすめ
【伊勢角屋麦酒】
串に刺さった牡蠣フライを250円という格安の料金で食べることができる
【ふくすけ(伊勢うどん)】
伊勢うどんの名店で、太麺と自家製ダレの相性が抜群
【五十鈴茶屋本店】
古き良き時代を感じる老舗で、洋菓子や和菓子を楽しむことができる
【くつろぎや(香り専門店)】
天然香料で作られたアロマオイルやお香が販売されている
【まる天】
スケソウダラをベースにした練り物や磯揚げを専門的に取り扱っているお店
【誠実屋】
500円の松阪牛串はボリュームがあり、それなりにお腹がいっぱいになる

おはらい町(おかげ横丁)に関しては、「○○○○だけは絶対に外せない観光スポット」といった場所はありません。

自分の食べたい食べ物が販売されているお店へと出向き、参拝し終ってお腹が減った状態で食べ歩きをするのがベストですね。

ただし、おかげ横丁の営業時間は多くのお店が次のように短くなっています。

おかげ横丁の季節別の営業時間

  • 3月~6月:9時30分~17時30分
  • 7月~8月:9時30分~18時
  • 9月~10月:9時30分~17時30分
  • 11月~2月:9時30分~17時

外宮を出発する時間が遅いと、「内宮」⇒「おはらい町」と回る時間がなくなりやすいので注意が必要です。

もちろん、全てのお店が上記の営業時間に当てはまるわけではなく、冬でも20時まで空いているところもありますので、絶対に訪れたい場所の営業時間は事前に確認しておきましょう。

まとめ

以下では伊勢神宮のそれぞれの観光ルートの目安をまとめてみました。

伊勢神宮の観光ルートのまとめ

外宮:「正宮」⇒「多賀宮」⇒「別宮(土宮・風宮)」
内宮:「五十鈴川御手洗場」⇒「滝祭神」⇒「正宮」⇒「別宮(荒祭宮・風日祈宮)」
おはらい町(おかげ横丁):自分が足を運びたいお店

このページで説明したスポット以外にも伊勢神宮には訪れたい場所がたくさんありますので、時間に余裕がある方は一日で回るのではなく2日や3日をかけてゆっくりと散策して観光を楽しんでみてください。

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