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式年遷宮記念せんぐう館について徹底解説!アクセス・営業時間は?

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式年遷宮記念せんぐう館とは?

式年遷宮記念せんぐう館は、第62回神宮式年遷宮を記念して平成24年に伊勢神宮の外宮の神域内にオープンした博物館です。

伊勢神宮は約1300年前から周期を定めて社殿を更新して新たな社殿に神体を移す式年遷宮を続けていて、20年に1回のペースで造り替えています。

単純に建造物をリセットするのが目的ではなく、日本の伝統的な精神文化や技術を後世に残していく役割を持ち、そんな式年遷宮に関する様々な情報を展示しているのが式年遷宮記念せんぐう館ですね。

伊勢神宮へと観光するに当たり、次のルートが最もオーソドックスなのではないでしょうか。

伊勢神宮の観光ルート

  1. 古くからの習わし通り最初に外宮を参拝する
  2. バスやタクシーで内宮へと移動して参拝する
  3. 最後におはらい町のおかげ横丁を探索する

外宮や内宮の参拝が大事なのは間違いありませんが、式年遷宮記念せんぐう館へと足を運んで多彩な展示物や美しい映像を観覧して伊勢神宮の日々を身近に感じるのも良いですよ。

御神宝の製作工程や社殿建築など普段は見ることができないものを分かりやすく学べますので、伊勢神宮へと訪れた際には是非一度立ち寄ってみてください。

伊勢神宮の式年遷宮の歴史とは?

神宮式年遷宮とは、20年間に一度隣接する御敷地へと交互に社殿を建てて神様にお遷り頂く日本最大のお祭りを指します。

日本でも最も有名な伊勢神宮でも古くから行われていて、その様子や歴史を式年遷宮記念せんぐう館へと足を運ぶことで観覧できるのです。

そこで、以下では伊勢神宮の式年遷宮の歴史を大まかにまとめていますので、参考程度にチェックしておきましょう。

伊勢神宮の式年遷宮の歴史

  1. 天武天皇の発意によって始まって、持統天皇4年に第1回が行われた
  2. 初めての遷宮では仮設的な祭場を設けて天照大御神をお祀りしたと言われている
  3. 平安時代の中期以降は遷宮は国民挙げてのお祭りだという意義に変わっていく
  4. 室町時代後期になると遷宮費の徴収が難しくなり、120年間に渡って一時的に中断した
  5. 明治時代に入ると造神宮使庁が官制として設けられて晴れやかに斎行された
  6. 平成25年の10月に実に62回目となる遷宮が行われた

途中で中断した時代はあったものの、約1300年に渡って繰り返し行われてきたことには変わりありません。

そんな伊勢神宮の歴史を直に感じられる場所が式年遷宮記念せんぐう館で、内宮や外宮と合わせて観光したいスポットですね。

式年遷宮記念せんぐう館の見どころとは?

式年遷宮記念せんぐう館へと足を運ぶことで、神宮式年遷宮が伝えてきた技や心についての知識を身に付けられます。

古来から続く製法や技を駆使して受け継がれてきたものを、映像や模型を使って分かりやすく展示されていました。

伊勢神宮のきっかけを知る場所と言っても過言ではなく、式年遷宮記念せんぐう館の中でも押さえておきたい見どころを幾つか挙げてみました。

式年遷宮記念せんぐう館の見どころ

  • 神宮式年遷宮が今までに伝えてきた技術や精神を示す資料が展示されている
  • 普段は目にできないような御神宝の製作工程や社殿建築を簡潔に映像で学べる
  • 各種講座や体験学習が実施されていて式年遷宮を身近に実感できる
  • 遷宮シアターや様々な映像資料で伊勢神宮の美しい風景や光景と触れ合うことができる
  • 初めて伊勢神宮を参拝しに来た方のために情報案内を始めとするサポートが行われている
  • 神域の豊かな自然環境や景観を眺めながら寛げる休憩施設が用意されている

休憩施設に関しては式年遷宮記念せんぐう館の見どころと言うには少し違うものの、リラックスして心を落ち着けることができます。

遷宮祭の様子や神宝の調製工程の紹介、社殿造営に使われる木材の展示で伊勢神宮を身近に感じ、式年遷宮を未来へ継承することの意義を学べる素晴らしい場所です。

参拝時は遠くに小さく見えるだけの正殿を目の前で体感してみてはいかがでしょうか。

式年遷宮記念せんぐう館の所在地や営業時間は?

式年遷宮記念せんぐう館へと足を運んで伊勢神宮の歴史を体感したい方のために、以下では所在地や営業時間などの詳細情報をまとめてみました。

式年遷宮記念せんぐう館の詳細情報

郵便番号 〒516-0042
住所 三重県伊勢市豊川町前野126-1(外宮まがたま池)
電話番号 0596-22-6263
開館時間 9:00~16:30
休館日 毎月第4火曜日(祝日はその翌日)
料金 大人は300円、小中学生は100円

式年遷宮記念せんぐう館の休館日は原則的に毎月第4火曜日だけですので、それ以外の日であれば9時~16時30分まで入館して観覧できます。

ただし、入館は16時までと決められているため、外宮や内宮をゆっくりと参拝していると間に合いません。

伊勢神宮へと日帰り旅行をしようと考えているのであれば、早めの行動を心掛けるべきですね。

式年遷宮記念せんぐう館へのアクセス方法をチェック!

以下では式年遷宮記念せんぐう館へのアクセス方法を紹介していますので、観覧予定の方は一度チェックしておきましょう。

式年遷宮記念せんぐう館へのアクセス

  • 近鉄のJR伊勢市駅から歩いて約7分(改札を出た後に正面の道を直進し、外宮へと入って直ぐ左側に位置している)
  • 伊勢自動車道伊勢西ICの出口を左折して約10分程度走る(駐車場は外宮参拝者用駐車場を利用する)

式年遷宮記念せんぐう館の専用の駐車場はないため、外宮の参拝者専用の駐車場を利用しなければなりません。

無料で停められるのがメリットですが、伊勢神宮の外宮の駐車場は2時間までと制限があります。

お金の支払いの有無に関わらず2時間以上は駐車できない決まりとなっていますので、外宮を参拝した後に式年遷宮記念せんぐう館を観覧する予定の方はゆっくりしすぎないように注意してください。

式年遷宮記念せんぐう館の口コミや評判

外宮や内宮と比べると式年遷宮記念せんぐう館の知名度は低く、「こんな場所があったんだ」と驚く方もいます。

しかし、資料や映像で伊勢神宮の歴史を深く知ることができるため、式年遷宮記念せんぐう館を訪れた方からは良い口コミの評判を得ていました。

これから伊勢神宮を観光して式年遷宮記念せんぐう館へと行こうと考えている方は、他の人がどんな口コミの評判を残しているのか確認しておきましょう。

式年遷宮記念せんぐう館の口コミや評判

  • 実物大で見られるだけではなく、職員さんの説明も分かりやすくて聞き入ってしまいました
  • 休憩所から池や花々を眺めていると、何だかリラックスして心が落ち着きますね
  • 伊勢志摩へのバスツアーで式年遷宮記念せんぐう館へと立ち寄り、遷宮の学習にピッタリの場所だと思いました
  • 10月31日に行った時点で台風の影響でまだ閉館していて、中に入ることができなかったのは残念でした
  • 建物は比較的新しくて気持ちが良く、伊勢神宮の歴史や遷宮に関する内容を学べますよ
  • 1300年もの歴史が続いている場所に足を踏み入れるのは何だか感慨深いですね
  • 最初は時間潰しの目的で入館しましたが、手の込んだ儀礼の品々には興味を惹かれました
  • 第5展示室には外宮正殿原寸大模型があり、目の前で見ることができるのでインパクトは絶大です
  • 外宮や内宮だけではなく、歴史のある重厚感を楽しめる式年遷宮記念せんぐう館も観光できて思い出に残る旅行となりました
  • 神宮で行われる数々の式典の映像はとても面白く、神宮を参拝する前に見ておいて良かったです
  • 伊勢神宮の遷宮を紹介するビデオを閲覧してから本物を拝むと隅々まで理解できますよ

まとめ

以上のように、伊勢神宮の博物館の式年遷宮記念せんぐう館がどんな場所なのか、どのような魅力があるのかお分かり頂けたのではないでしょうか。

入館料は大人で300円で、伊勢神宮の歴史を深く知ることができると考えれば格安ですよ。

「伊勢神宮を知るには一度は行っておいた方が良い」といった口コミの評判が多いので、三重県を訪れた際は式年遷宮記念せんぐう館へと立ち寄ってみてください。

式年遷宮記念 せんぐう館
せんぐう館の公式サイトはこちらです

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